はじめに

この記事はhttps://adventar.org/calendars/10469 の8日目の記事です。

昨日は、hamaさん(@hama7230)の「Automotive CTFのこと 」でした。昨日はアメリカまで自動車CTFしに行った話で、今日は韓国までドローンCTFしに行った話です。

Hack the DRONEは、Korea Drone Security Associationが主催するカンファレンスです(http://hackthedrone.org/)。今回は、カンファレンスに併設されたCTFに会社チーム「ierae」として参加しました。

https://youtu.be/JCjf1lrAf60

9月にオンライン予選、10月にオンサイト決勝が開催され、問題はすべてドローンに関連したものでした。ドローンのファームウェア解析や通信の解析など、他のコンテストではあまり見られない独特な問題が出題されました。特筆すべきは、オンサイト決勝では実物のドローンを飛ばしたり墜落させたりする問題が用意されており、ステージ上でのデモンストレーションに成功するとフラグがもらえるという、オンサイトならではの問題設定と演出が個人的に高評価でした。

ieraeは、予選1位🥇、決勝1位🥇と、完璧な成績を収めることができました。やったね😄

表彰式直後に撮影。表彰式で授与された諸々。賞金の500万ウォンはだいたい50万円。

表彰式直後に撮影。表彰式で授与された諸々。賞金の500万ウォンはだいたい50万円。

優勝の副賞として貰った表彰状。韓国の科学と通信技術?の大臣から。会社の入口で飾ってます。

優勝の副賞として貰った表彰状。韓国の科学と通信技術?の大臣から。会社の入口で飾ってます。

ここまでが、前書きでした。以降は、オンサイト決勝で出題されたwriteupと旅行記です。

ここからwriteup

[RF] Takeoff

問題文は以下のとおりです。ステージ上でドローンの離陸(Takeoff)を実演できればフラグをゲットです。

[RF] Takeoff
We captured an enemy drone and captured the signal. Your mission is to make the drone displayed in the "Takeoff" booth to takeoff using the given IQ files.